ドミニオン拡張『第二版:海辺』徹底評価レビュー【追加ルールも解説】

ドミニオンの2つ目の拡張は

かなりシンプルで遊びやすいです

難解な要素もなくオレンジ色の「持続」をもつカードの出現により次のターンの選択肢を増やす効果がもりだくさん!

ドミニオンを持ってるなら一度は遊んてみてほしい拡張です

第二版海辺に追加されたルールの特徴

・持続カード

・マット

主にこの2つ

マットはカード王国カード2つしか使いません

持続カード

カードを出したターンと次のターンに効果が継続的に発動する特性をもちます。

・手札のカードを次のターンにストックしたり

・次のターンに金貨を獲得できたり

・次のターンまでアタックカードを無効にできたり

様々な「持続」カードがあります

マット

島と原住民の村でこれらのマットを使用します

マットの上のカードは後に勝利点に合算することができます

ちゅぶ

2つ並べると繋がってるように見えますね

マットの使い方はかんたん

島では、手札のいらないカードとともに

島流しできます!

勝利点や序盤に活用していたカードだが、ゲーム後半では必要なくなったときにも使用できる便利な新要素!

それと原住民の村も似たようにデッキの上の1枚をマットの上に置きます

これは後に回収できるので一時的にデッキ圧縮できる手段となります

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第二版海辺のおもしろかったポイント

・+1以上のアクションカードが多い

・攻めと守りが分かりやすく、対戦感がある

・マットを上手に使う方法を考える

 

特にカード依存のあるマットは用途に応じて使うのもこの海辺ならではの楽しみ方です

低コストで買えるカードが多く、たくさんアクションできる

3ぐらいの序盤から購入できてアクションコンボの連発できる準備がしやすいのも第二版海辺の特徴的なカード類

ドミニオン第二世代(冒険~)の拡張から4,5の高コストのが多く、序盤のブーストでガンガンアクションができることも少ないので、この海辺はデッキが膨大な量になりがちだがその分アクションを存分に発揮できる拡張でもある

村から漁村へ

ドミニオン基本にも出ていた『村』が海辺バージョンの『漁村』になって帰ってきた!

村系、攻防系、改築系からくる基本セットから今後も類似した名前のカードが出てくるかもしれない。

ちゅぶ

カードに記載されているアートワークも楽しみの一つだね

アタックカードと守備カードの攻防

基本でも出てきた『堀』はリアクション効果で、今回の海辺に出てくる灯台は場にだしている間なので、堀と同じぐらい鉄壁な守りのカードです

もしかしたら他の拡張のアタックカードを阻止するカードに関しては上位な方ではないでしょうか。

しかもコスト2って…

宝の地図で超金貨ラッシュを狙え!

アクションで手札にある2枚の宝の地図を廃棄すると次のターンに金貨4枚が必ず手に入る!

手札に来る確率は…

ちょっと邪魔になったりすることも多々あるが次のターンに必ず属州が購入できるロマンのあるカードだ!!

マットをうまく使えるように考えるのが楽しい

原住民の村と島のカード専用のこのマットはデッキ圧縮することに秀でているので、使い方によっては廃棄系のカードが少ない海辺では重宝するシステムではないでしょうか

原住民の村はとりあえず序盤に屋敷が行けばラッキーだけど…

島はある程度+1以上のアクションがついているカードを買っておけば属州や屋敷を得点にしつつも圧縮できるので、非常に面白い仕掛けです

第二版海辺のいまいちなところ

・持続カードの消化不良

・カードが単純明快

・特に持続カードが忘れやすいのがネック

 

持続カードは発動忘れもあるので必ず場の上の方におくなどわかり安くした方が良いです

持続カードの消化忘れが多い件

テキスト量が多いカードの下の方に小さく

次のターンに+2金得る

船乗りのカードではそう書いてますが、海辺を遊んで数回はカードの認識もそこまでないので忘れる忘れる…

ーーーーーって仕切ってくれたらわかりやすいけど、これでうっかり封鎖とかコルセアの持続しているアタックカードだと踏んでしまうなーって感想

ちゅぶ

けん制系のアタックカードが多いのがこの海辺の特徴ですね

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他の拡張と比べると単純なものが多い

拡張2つめに出ている海辺は廃棄を促したり、コイントークンやらイベントシステムもなく、基本のドミニオンの発展されたバージョンだがちょい難しさに「持続」の属性を持つカードが多い

+1アクションや+1カード購入

などテキスト量もそこまで他の拡張より多くないカードがあるのでわかりやすいけど、単純すぎるって思ってしまいました

初心者がまず買うべき拡張の一つの理由

単純明快だからこそ初心者におすすめできる拡張です。

基本を買ったらまずこの第二版の海辺を買え!

って自信をもっておすすめできます

ちゅぶ

とりあえず海辺です!

第二版海辺単体で遊びまくると気に入ったカードしか買わなくなる

何度も何度も遊んでいるとプレイスタイルも固定されて、このカードが来たらまず序盤に買って…

みたいな感じで、自分の好きなカードを購入するパターンが多くなるのがわかり安い拡張の良さでもあり欠点でもあります。

10回以上プレイした感想

夜想曲からの原点回帰で海辺の第二版を遊んだんだけど、やっぱ最初の拡張あってかかなりシンプルに感じました

夜想曲でも持続の属性をもつカードが封入されていることが多くの持続カードはドミニオンユーザーに愛されてる証拠ではないかなってのがこの海辺の感想でした

結局色んな拡張を遊んで海辺や陰謀に戻って研究するのも楽しいと思います

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1ゲームどれぐらいの時間がかかるか?

1ゲーム2人で30分ぐらい

ドミニオン基本のゲームに「持続」要素が加わったので若干ながくなります

島のマットの計算もそこまでめんどうじゃないので

慣れると30分で終わります。

どんな人にこのドミニオンの拡張をおすすめするか

・ドミニオンの初めて買う拡張に

・シンプル戦いを求めるドミニオンユーザーに

ドミニオンを始めてばかりのユーザーにぴったりな拡張です

むしろ、陰謀や繁栄よりひとまずは海辺でドミニオンの基礎固めから始めるのがおすすめ!

みんなの感想

第二版の海辺はとりあえず持っておいても損は無いので欲しいと思ったらすぐ!

品切れでプレミア価格になるので、通常の値段であれば即買いです!